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先輩
先輩
アドラー心理学とはアルフレッド・アドラーが創立した個人心理学です。
アドラーが自身の経験から得た知識を基に導き出した研究結果。
100年も前に生きていた一人のおじさんが考えたことが人々の胸に突き刺さり、その考えをまとめた本はベストセラーを記録しています。
わたしは本を通してアドラー心理学とは
- 『人生』をシンプルにする考え方
- 毎日を豊かに生きるための道具
- 今の自分を変えるためのスイッチ
今までの人生の中でこんなにわたしの心に衝撃を与えたものはありません。
少しでも興味を持った方は下記で紹介するおすすめの本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
本記事では
アドラー心理学とは何なんだ?
アドラー心理学を少し知りたいけどおすすめの本ある?
もう少し今の生活を良くしたいなぁ
そんな人に届けたい記事となっています。
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【本から学ぶ】アドラー心理学とはいったい・・・
アドラー心理学とは約100年前に存在していたオーストリア出身の『アルフレッド・アドラー』が作った『個人心理学』です。
心理学というとフロイトやユングなどの名前は何となく聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
アルフレッド・アドラーとは
世界的にはこのフロイトやユングに並んで『アドラー』の名前も必ず上がるほど、影響力を持つ1人です。
アジア圏ではアドラーの存在は、なりを潜めていましたが2013年に刊行された本『嫌われる勇気』によって一気に知名度が上がりました。
1870.2.7 – 1937.5.28(67歳没)
オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家
アドラー自身が『個人心理学』と呼んでいた理由。
それは『人間をこれ以上分割できない存在と考える』ことに由来します。
理性と感情、意識と無意識についても同様です。普段は冷静な人が、激情に駆られて怒鳴りつけたとは考えない。われわれは、感情という独立した存在に突き動かされるのではなく、統一された全体なのです。
アドラー心理学とは『心理学』という言葉から連想する『相手の心を操作する、読みとる』というものではないのです。
『個人心理学』という名の通り『相手や環境がどうであれ今のわたしに何ができるか』に注目した個人プレイ可能な実践型マニュアルみたいなもの。
先輩
先輩
必殺技を駆使してアドラーが望んだもの。それは・・・
世界がより良くなること
嫌われる勇気の中にこんなセリフがあります。
マザー・テレサは「世界平和のために、われわれはなにをすべきですか?」と問われ、こう答えました。「家に帰って、家族を大切にしてあげてください」。アドラーの共同体感覚も同じです。世界平和のためになにかをするのではなく、まずは目の前の人に、信頼を寄せる。目の前の人と、仲間になる。そうした日々の、ちいさな信頼の積み重ねが、いつか国家間の争いさえもなくしていくのです。
とても印象的で私の大好きなシーンでもあります。
さぁもう少し『アドラー心理学とは・・・?』と気になる人へ下記の本を紹介します。
もしかしたら私のように人生が好転し始めるきっかけになるかもしれません。
【読みやすい本①】嫌われる勇気
著者:岸見一郎 & 古賀史健
- アドラー心理学を知りたい人
- 哲学に興味がある人
- 周りの人の常識に違和感を感じている人
前述した通り『アドラー心理学』の魅力をこの世に知らしめた決定作。
ひくほどヒネくれた青年と、紳士的な哲人による会話形式による物語です。
本の内容は網羅的でありながら専門用語のような、難しい言葉がいっさい使われていないため超絶読みやすいのも『嫌われる勇気』の素晴らしいところです。
『アドラー心理学とはなんぞや?』という人に本当にオススメ。
嫌われる勇気|この本のおすすめポイント
【内容まとめ】嫌われる勇気を読んで『アドラー心理学』をまるっと理解!
- 世界的な大ヒット
- アドラー心理学の基本が一冊で
- 私のピックアップポイント
【実績】世界発行部数500万部超
引用元:DIAMOND, INC
なんと言ってもこの本のすごさは発行部数を見ればわかります。
- 国内228万部
- 韓国130万部超
- 台湾60万部超
世界累計で500万部を超え、おとなり韓国では42週連続1位という謎なほどの偉業を達成しています。
【アドラー心理学とは?】この一冊でOK!
びっくりするくらい内容が濃厚で読み応えがある一冊です。
誰かにおすすめされた本を読んでみても、部分的にしか役立たない内容だったりしますよね。
しかしこの嫌われる勇気という本・・・
全ページ ハイライト
物語としてのおもしろさもあって7、8回は聴いたり読んだりしています。(オーディブルを含む)
アドラー心理学を網羅的にここまで基本を捉えたわかりやすい本を今後作ることは不可能なのではないでしょうか?
【嫌われる勇気】ピックアップポイント『課題の分離』
前述した通り哲人と青年のすべての会話に意味があるので、部分的に切り取るのが大変難しいところ。
→ 人の悩みはすべて対人関係である
と説くアドラー心理学が対人関係の入り口として持ち出すのが『課題の分離』という考え方です。
アドラー心理学を読んで初めて知った言葉ですが、私がもっとも衝撃を受けた言葉の1つでもあります。
哲人 勉強することは子どもの課題です。そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。
青年 分離して、どうするのです?
哲人 他者の課題には踏み込まない。それだけです。
青年 ……それだけ、ですか?
哲人 およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと——あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること——によって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。
本書の中で『課題の分離』という言葉は48回も使われています。
この考え方を身につけるだけで、ほんっと〜に人間関係がラクに、何よりシンプルになるのを私自身も体感しています。
相手の課題に介入しないし、させないこと。
対人関係の始まりに課題の分離があります。
ドラクエで言ったところの『どうのつるぎ(銅の剣)』。
これを手に入れないことには始まらないのです。
【読みやすい本②】幸せになる勇気
著者:岸見一郎 & 古賀史健
- 子供を育てている人や何かを教える立場にいる人
- 恋愛を遠ざけてたり避けている人
- 夫婦関係について改善したいと思っている人
前作でもなかなかの毒を吐く青年が3年ぶりに哲人のもとを訪れるところから始まります。
毒っ気増し増しで「お前、3年の間に何があったんだ!?」というくらい、言葉遣いが荒れています。
私が『嫌われる勇気』で消化できなかった疑問を的確に(ムダに激しく)ぶつけてくれます。
幸せになる勇気|この本のおすすめポイント
- 世界地図とコンパス
- アドラーの三角柱
- 私のピックアップポイント『愛と自立』
幸せになる勇気はコンパス
嫌われる勇気の初版が2013年12月12日。
2年3ヶ月後の2016年2月に『幸せになる勇気』が発売になりました。
前作の『嫌われる勇気』がアドラー心理学を理解するための【地図】だとしたら、『幸せになる勇気』は【コンパス】みたいなものと、著者である岸見一郎さんは「あとがき」で述べています。
『嫌われる勇気』はアドラー心理学の全体像を教えてくれました。
『幸せになる勇気』はもっと具体的な『いまこの瞬間からできること』を示してくれます。
2つの本の知識で【アドラー心理学とは?】という疑問が消化され、行動に移しやすくなることは間違いありません。
アドラーの三角柱
勇気の2部作の中で幾度となく出てくる言葉があります。
私の胸にも強く響いた言葉です。
大切なのは、なにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである
そうではなくてもっと『今』に注目するために出てくるアイテムが・・・
青年 一面には「悪いあの人」。もう一面には「かわいそうなわたし」と。
哲人 そう。カウンセリングにやってくる方々は、ほとんどがこのいずれかの話に終始します。自身に降りかかった不幸を涙ながらに訴える。あるいは、自分を責める他者、また自分を取り巻く社会への憎悪を語る。
(中略)
青年 ……「これからどうするか」。
哲人 そう、われわれが語り合うべきは、まさにこの一点、「これからどうするか」なのです。「悪いあの人」などいらない。「かわいそうなわたし」も必要ない。あなたがどんなに大きな声でそれを訴えても、わたしは聞き流すだけでしょう。
アドラー心理学は『勇気の心理学』と称されることもあります。
アドラー心理学は「さぁ勇気を出せ!!」とただ言い放つものではありません。
本書を読むことであなたも身の回りにある勇気という果実をもぎ取ることができることでしょう。
【幸せになる勇気】ピックアップポイント『愛と自立』
この本のテーマは『愛と自立』といっていいでしょう。
- 自立とは何なのか?
- 愛とは何なのか?
誰からも教わったりしたこともなければ、深く考えたこともない言葉です。
愛の話に行き着くまでに注目なのは『運命の人はいない』と断言していること。
『恋に落ちる』なんて、「新しいiPhoneを欲しがるような物欲と変わらん!!」とまで言っています。(言い方は少し違いますが)
ここだけ聞いたらアドラーは、恋愛を否定してる?と思ってしまうかもしれません。
真逆なんですねぇ。むしろ今から人を愛せよ!なんです。
これは『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』を読んでこそ、紡ぐように理解してこそ、頷ける結論がそこにはありました。
【読みやすい本③】もしアドラーが上司だったら
著者:小倉 広
- 仕事がうまくいかない人
- 自己肯定感が低いと言われる人、そう思う人
- 新社会人
前述の2作とは著者が異なります。
アドラー心理学を別の識者の目線で見る。
新しい発見もあり微妙なニュアンスの理解が深まるのでおすすめです!
もしアドラーが上司だったら|この本のおすすめポイント
【まとめ】もしアドラーが上司だったら|仕事で使うアドラー心理学
- 仕事で活かせるアドラー心理学
- 嫌われる勇気の間違いを指摘??
- 私のピックアップポイント『機能価値と存在価値』
仕事で活用するアドラー心理学
『もしアドラーが上司だったら』の内容はタイトル通り!
アドラー心理学を体現している上司『ドラさん』が仕事に悩める部下『りょうくん』にアドラー心理学を伝授する物語です。
上司である『ドラさん』がとってもチャーミングで愛らしいこと。
身近なとてもリアルな仕事でぶつかる壁をアドラー心理学を用いて打ち砕きます。
具体的なその内容は明日からの仕事に役立つこと間違いなし!!
『嫌われる勇気』の間違いを指摘?
アドラー心理学の特徴的な考え方の一つに「自己決定性」というものがあります。問題の原因を他者や環境のせいにして自己正当化することをアドラー心理学では認めません。すべて自分が決めたこと。すべて自分が決められる。そのように考えるのです。
この考え方はよく誤解されがちです。その一つが「過去は一切関係ない」「トラウマはない」というものです。しかし、アドラーはそこまでの強い断定はしていません。
嫌われる勇気の中では『トラウマは存在しない』という文言があります。
それに対して『もしアド』の著者である小倉さんは「そこまでの強い断定はしていない」と言っているので意見が割れている部分を良い意味で垣間見ることができました。
著者が違うことで違った角度で、アドラー心理学を見ることでより深く自分にあった学びを得ることができるのではないでしょうか?
【もしアドラーが上司だったら】ピックアップポイント『機能価値と存在価値』
この本をピックアップした理由はまさにココ!!
この部分が仕事をする上で、何より生きていく上で絶対に知っておくべきことだったからです。
「生きているだけで素晴らしい」
「ありのままで生きれば良い」
そんなふわついたような言葉がこの世には溢れていますよね。
あまりに溢れちゃって言葉の価値が下がるのも必然。
でもね。本当にその通りなんですよ。
生きているだけで素晴らしいし、あなたの存在価値は常にガシッとそこにあるんです。
いくら仕事ができなかろうと、どんだけ心がボロボロの人も。
あなたの存在価値は1ミリたりとも微動だにしない、素晴らしいまま。
自分の抱きしめ方を教えてくれる本なんです。
【アドラー心理学とは?】自分の勇気を見つけて使うもの
本記事では【アドラー心理学とは?】を理解するおすすめの本についてご紹介してきました。
- 嫌われる勇気
アドラー心理学を知りたい人におすすめ! - 幸せになる勇気
愛と教育に悩める人におすすめ! - もしアドラーが上司だったら
仕事がうまくいかない人におすすめ!
アドラー心理学を通してアドラーが一番伝えたかったこと。
『勇気の見つけ方』を知っているアドラーはまわりの人の力になることができる。と確信し講演活動や対話に重きをおいていたようです。
さぁその勇気を存分に使うんだ!!
きっとアドラーは声を出してそう言っていたでしょう。
100年も前に生きていた人の言葉が100年の時を超えてこれだけ多くの人の心を掴んで離しません。
嫌われる勇気の中の言葉ですがアドラー心理学は『所有の心理学』ではなく『使用の心理学』です。
使ってこそ意味がある。
これらの『わざマシン』を手に入れれば、あとは使うだけ。
明日からではありません。
今この瞬間から!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回紹介した3冊どれにする?
- 嫌われる勇気
- 幸せになる勇気
- もしアドラーが上司だったら
\ リピートしたくなる本にピッタリ♪ /
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