私は365日ドリップコーヒーを飲み続けていますが、コーヒーの味には毎回多少のばらつきがあることに気がつきました。
同じ豆なのに、同じ量なのに味が違う。
その美味しさを毎回飲めたら幸せではないでしょうか?
そこで紹介したいのがこのアイテム。
▶︎ハリオ -HARIO- V60ドリップスケール
おいしい味を再現する上で大切なことは4つあると言われています。
- 豆量を一定にすること
- 湯量を一定にすること
- 蒸らし時間を設けること
- 抽出時間を一定にすること
この記事では
ドリップスケールについて知りたい!
本当に必要な道具なの?
おいしい珈琲をいつも飲みたい!
珈琲をもっと楽しみたい!
そんな人に届けたい記事となっています。
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【ハリオ -HARIO-】 V60 ドリップスケールの使い方と必要性
このアイテムは意外とシンプルなアイテムです。
できることはたったの2つ!
この2つのことが同時にできる
ハリオのコーヒースケールの使い方
この商品私も手に入れてから知ったのですが、感圧式のボタンかと勝手に思っていたんです。
実際には静電タッチ式のタイプで、表面は平らでスルッとしてますよ。
①電源のON/OFF
右のボタン|ON/OFF TARE|
→軽く押せばON
→長押しすればOFF
②風袋引き【重量をゼロにする】
右の|ON/OFF TARE|
→軽く押せばゼロに
(長押しするとOFFになっちゃう⚠️)
③時間の計測スタート&ストップ
左のボタン|START STOP|
→計測スタート!
→計測中に押すとストップ
④要点を表にしました
計量範囲 | 2〜2000g |
---|---|
最小表示 | 2〜200g:0.1g 200g~500g:0.5g |
最大計測時間 | 99分59秒 |
電源 | DC3V 単4電池× 2(電池付) |
オートパワーオフ | 約5分(時間計測中はタイマーのみ続行) |
コーヒースケールの必要性
おいしいコーヒーを淹れるためにこのドリップスケールはできることは?
- 豆量の計測(量)
- 湯量の計測(量)
- 蒸らし時間の計測(時間)
- 抽出時間の計測(時間)
それでは順を追って解説していきます。
①豆量の計測
豆量を毎回一定にすれば味が一定になることはおわかりでしょう。
スプーンでやるも良し、計るも良しです。
私もめんどくさいので基本はスプーンですがたまに計るときはこんな感じ。
②湯量の計測
湯量の計測についてのちょっとムズカシイ話。
ドリッパーに注ぐ湯量が200mlだとします。
そこからカップに落ちた抽出後のコーヒーが
によってコーヒーの濃度が変わってきます。
抽出量をいつも一定にすることも味の再現性を高める重要なポイントなんですね。
③蒸らし時間の計測
ドリップコーヒーを淹れる上で「蒸らし時間」はとっても大切。
この時間は『幸せな時間』でもあります。そう!あのコーヒードームが現れる瞬間。
コーヒー豆からガスを抜き、コーヒー成分が抽出されやすい状態にする重要な時間なんです。
一投目に注ぐ湯量は30g~40g。
コーヒーサーバーに『ポタポタと何滴か落ちるくらい』とイメージしてください。
じっくりと待ちましょう。
④抽出時間の計測
最初の一投目から蒸らし時間も含めて、どれくらいの時間をかけて抽出を終了したか。
ということになります。
ちょっとこれは説明しにくいので下記の方法を参考に具体的に説明していきます。
【コーヒースケールを使ったコーヒーの淹れ方】
参考にするのは『猿田彦珈琲』さんの入れ方ですが、今回使用するコーヒー豆はこちら!
ネットから焙煎したてのコーヒー豆がかんたんに買えちゃいます。
【気ニナル評判】珈琲きゃろっとの口コミまとめ&MBCが本音でレビュー
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猿田彦珈琲の家コーヒー
今回参考にするのは「たった1杯で、幸せになる珈琲」です。
猿田彦珈琲の大塚朝之さんが書いた本で、初心者の人に向けて色々なコーヒーの飲み方が紹介された内容となっています。
写真や絵が多く使われ、「コーヒーを楽しむ」を念頭にわかりやすく書かれている素敵な一冊でした。
たった一杯で、幸せになる珈琲
コーヒースケールを使ってドリップしてみよう!
カリタ式 | フィルターの形は台形(おすすめフィルター→楽天room) |
---|---|
豆の量 | 17g(わたし的にはチョイ少なめの15g) |
抽出量 | 200ml(コーヒーサーバーの200mlの目盛りを見る) |
抽出時間 | 180秒(目安) |
焙煎 | 浅煎り〜深煎り |
挽き目 | 中挽き(ボダムのミル) |
【bodum BISTRO】おすすめのコーヒーミル|グラインダー&ワンタッチ
コーヒースケールの使い方|手順
❶コーヒーペーパーを折り粉を入れ、平にならします。
→風袋引きをして重量を0にします
❷中心部分にお湯を優しく回し注ぐ
→猿田彦式【40g程度】
→私は【30g程度】がおすすめ!
(スケール値を見て確認)
❸【重要】30秒ほど蒸らす
→スケールのタイマーをスタート!
→蒸らしを待つ間に香りをかいで記憶して抽出後に香るフレーバーとの相違点を知ることで豆の質や状態がわかるようになる(マニア趣向)
❹蒸らしたら2回に分けて注ぐ
→50gほど注ぎ手を止め落ち切るのを待つ
【スケール値:80g or 90g】
→再びお湯を注ぎスケール値:240gくらいまでお湯を注ぐ
(コーヒーサーバー目盛り→200mlでドリッパーを外す)
【ここまでの時間を180秒で終わらせるというイメージ】
出来上がり!
コーヒースケールはこんなふうに使います。
【超7選】コーヒー初心者は何から道具をそろえる?後悔しないもの選び!
【気ニナル評判】珈琲きゃろっとの口コミまとめ&MBCが本音でレビュー
ハリオのコーヒー(ドリップ)スケール|メリット
- ドリップスケールは信頼できる販売メーカーが少なくコレ一択!
- 計量計としてちゃんと使える
→計量計で迷ったらとりあえずこれを買うのもあり - サイズ感も小さく収納面も優れている
- 背面には穴もあり引っ掛け収納が可能↓
相性のいいドリップスタンドはコレ!!
【キミに決めた】ドリップスタンド|コーヒースケールの愛すべき相棒は?
私がドリップスタンドでおすすめしているのが『KINTO ブリューワースタンド』。
ハリオのコーヒースケールに見た目もサイズ感もぴったり!
私はコーヒースケールの相棒にこの子を任命しました。
- 無骨なカッコ良さ
- 高さ調整が自由自在
- シンプルな作り
今のところこの子の欠点が見当たらないのが実状です。
ハリオ純正のドリップスタンドもあるのですが、見た目がイマイチ。
いくらコロナ渦によってアクリルブームが来ようとコーヒーの道具にアクリルはカッコよく決まりません。
高さ調整ができないために、コーヒーサーバーの種類が限定され、使い回しが効かないのも△です。
ドリップスタンドって必要なの?
ドリップスタンドを使うメリットは何か?
コーヒーサーバーに落ちたコーヒーの量だけを計ることができるんです。
逆に『ドリップスタンドなし』でサーバーにドリッパーを乗っけた状態でドリップスケールを使用すると・・・
フィルター内のコーヒー粉に吸水された分の湯量まで計量されてしまうわけです。
- 何杯分のコーヒーを入れる時も◎
- どんなコーヒーサーバーでも◎
- 目盛りのないマグカップも◎
色んな使う道具の変化に適応して安定した抽出が可能になるアイテムなんですよ。
下記の記事では私の持つドリップスタンドのサイズ感や、寸法について細かく調べています。
気になった人はお手持ちの道具が使えるかどうかの判断をしてみてくださいね。
ハリオのコーヒー(ドリップ)スケール|まとめ
本記事ではハリオ ドリップスケールを紹介してきました。
ドリップスケールを使ってコーヒーを淹れることにより一定の条件でコーヒーを抽出することが可能となります。
豆の量や、抽出時間を試行錯誤するのはめんどくさい!
でも!それはおいしさの再現性を高め、とっておきのコーヒーを導き出すことができるアイテム。
焙煎したてのコーヒー豆を使ってコーヒードームを楽しみながら幸せな珈琲時間を過ごして見てください。
【MBC3選】コーヒー豆はどこで買うのがおすすめ?焙煎したての豆を買う方法
ドリップスケールで見出した方程式は、常に安定した最高のコーヒーを約束してくれます。
別に毎日のように使う必要はありません。
週末の落ち着いたひとときの、ひそかな楽しみとして私は使っています。
本記事を通じてがコーヒー好きのあなたに新たな喜びを届けられたら、これほど嬉しいことはありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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