インデックス投資や高配当株投資を3年以上前から実践。
含み益だけで100万円を超える投資家である私が、『高配当株投資の始め方』の具体的な最初の一歩を紹介していきます。
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高配当株初心者は『米国高配当株』から始めるべし
日本の高配当株を始める前に、圧倒的におすすめなのが『米国高配当株』です。
どうしてそんなにアメリカ推しなのか。
- お弁当パック(ETF)を買えばいいので銘柄選定がラク
- 10年後、20年後の右肩上がりが想定できる
- 事前にいくら買えるか想定ししやすい
お弁当パック(ETF)を買えばいいので銘柄選定がラク
株式投資をする上で難しいのが銘柄選定ではないでしょうか?
米国高配当株をするのであればシンプルに『3つのお弁当パックを選べば良いだけ』なんです。
日本の高配当株の場合、自分で色んな会社を集めて、手作りのお弁当パックを作る必要があります。(一般的に分散を図るために80社への分散が目安)
なので本記事では『米国高配当株』について話を進めます。
米国高配当株なら下記3つを自分の好きなバランスで購入すればOK。
- VYM(400社への分散)
- HDV(75社への分散)
- SPYD(80社への分散)
ETFと呼ばれる上場投資信託を、お弁当と例えてますが。
ごはん株式会社や、お漬物株式会社、おかず株式会社など色々な会社の入った詰め合わせパックを購入するイメージです。
ひとつの会社を買うのと比べ、分散しながらまとめて購入できるので、とっても便利なんですね。
注意点として、あなたが今、一歩踏み出そうとしている株式市場は、全然おいしくないお弁当パックゴロゴロある世界でもあります。
米国高配当株の3銃士のような優秀なおいしいお弁当パックを買うことが超大切。
最初の選択、この方向性を間違ってはいけないのでご注意ください。
10年後、20年後の右肩上がりが想定できる
それは10年後、20年後には『右肩上がり』に株価が上昇してくれるだろう。と想定できるからなんです。
この上昇するものにお金を投じることができれば、将来お金が増えることは間違いありません。
その上『高配当利回り』のものを選ぶので、追加投資をするほど日々のキャッシュフローも増える喜びを味わうことができます。
投資初心者の人が、もし本記事を見てくれていたら覚えてほしいキーワードがあります。
高配当を出してくれる会社というのは、成熟した『おじいちゃん企業』と言われ、ある程度成長を遂げていて、財務健全である安定感が魅力の会社です。
『あれもやれ〜!あっちにもいくぞ〜!』とイケイケに設備投資にお金を投じるような成長性があり、コケたりする会社は高配当株には不向き。
着実に地に足のついた会社運営で右肩上がりに『強くなり続ける会社=高配当株』にお金を託すことが重要なポイントです。
事前にいくら買えるか想定しやすい
高配当株投資は『買うタイミング』が難しいタイミング投資。
インデックス投資のように毎月の積立投資をしていい投資ではありません。
カンタンに言うと、暴落がきた時に買い増す『逆張り投資』をする必要があるものなんですよね。
世界の株式市場が悲観的になってる最中に、自分の資産を使って株を買う、超難易度の高い投資方法なんです。
その中から銘柄選定をする余裕なんてあるでしょうか?
日本の高配当株のポートフォリオを80名柄で分散しようとしていたら、80回の購入作業の手間がかかります。
米国高配当株なら先からお伝えしてる通り、下記3銘柄を丁寧に、ガツンと買い向かえば良いだけ。
日本の高配当株と比べると、考えるべき作業と手間が全然少なくて済むわけです。
そのため自分に今ある高配当株にかけられる余剰資金から考えて事前にシュミレーションが立てやすくなります。
- VYM→30万
- HDV→30万
- SPYD→40万
高配当株はタイミング投資なので、事前に頭の中で想定しておくことが本当に大切。
イメージトレーニングをできるだけ具体的にしておくことで、『暴落』というバーゲンセール会場では『迷わない』必要があるのです。
自分の目当てのものを、安く購入するためには、早く起きて、朝10時には自動ドアの前で並ばなくてはいけません。
自動ドアが開いた瞬間にルートを間違えず、セール品のあの商品に手を伸ばし『ガシッ』と捕んで離さない。あの心意気です(?)
【3つのこと】高配当株の始め方と具体的な最初の一歩
ここまでどうして米国高配当株を買うべきか説明してきましたが、今やるべき具体的な一歩をお教えします。
高配当株投資はタイミング投資と話をしてきましたが、『今すぐ1株買ってみよう』ということを、どうしても伝えたくてこの記事を書き始めたんです。
あくまで練習。
高配当株の絶好の買い場である暴落した時の株式市場は、まるで『血の海』という状況です。
実際に私が初めて、暴落を経験したコロナショックの時は、とてつもなく世界に不安感が漂っていたことを覚えています。
2020年のはじめから、新型コロナウィルスについてのニュースが毎日のように流れ始め、『世界はこの先どうなるうだろう?』と世の中がざわざわしていました。
2020年3月12日、WHOがパンデミックを表明してまもなく、株式市場が『血の海』と変わりました。
未曾有のウィルスによる人類への襲撃。誰も経験したことがない脅威です。
あらゆる不安が頭の中を占領する中で、自分の資産を『血の海』に投下する必要があるのです。
見方を変えれば『理解しがたい行動』を、不安な感情を押し殺し、勇気を出して株を買いに行く難しさ…わかりますか?
【リングに立て】SBI証券で米国高配当株を1株買う
1株買うことは、『購入する経験』を買うことが目的。
まずは株式市場というリングに立ってみる練習です。
- どこの証券会社で、どこのボタンを
- どんな順番で押せば買えるのか?
- 日本円で買うの?外貨で買うの?
- 特定口座?一般口座?
- 『指値』ってナニ? 『成行』ってナニ?
判断すべきことが多いと『もういいや』と思ってしまうのが人間という生き物。
『株を買う』までのルートを事前に知っておくことで、自分の目の前にある余計なハードルを排除するのが一番の目的なんですね。
そしたら、ようやくリングの上でファイティングポーズをとれるようになります。
相手が打ってくる『暴落』という名の右ストレートがきた瞬間、『買い付け』という名のクロスカウンターをぶちかます。
【写真付き】SBI証券のサイトから実際に買ってみる
実際に購入画面をお見せしながら、高配当株の始め方を確認していきます。
今回は『VYM』を購入していますが、他の『HDV、VYM』も同様に検索するところに入力すればOKです。
✅iPhoneの『株価』アプリを使ってみる
iPhoneに標準装備で入ってる『株価』アプリご存知でしょうか?
「入ってないな〜」って方は『App Store』から再インストール!
このアプリが結構、便利に使えるので、株式投資をされている方は、ぜひ使ってみることをおすすめします。
日本円/米ドル(為替) | JPY=X |
---|---|
ナスダック総合指数 | ^IXIC |
日経平均 | ^N225 |
S&P500指数 | ^GSPC |
全世界 | ACWI |
VYM | VYM |
HDV | HDV |
SPYD | SPYD |
VIX指数(恐怖指数) | ^VIX |
【写真付き】iPhoneの『株価』アプリの使い方
iPhoneの株価アプリを活用し、自分の持っている銘柄が、今どのような動きをしているのか『なんとなく』でも気にしてみて欲しいのです。
実際に1株でも自身のお金を投じてみることで、今までより意識が変わります。
- 『全世界(ACWI)』と『SPYD』の値動きにどんな違いがあるのか?
- 『S&P500』が大きく下げた、翌日の『日経平均』はどんな動きをするのか?
- 為替が動いた時に、株価はどうして逆の動きをしているのか?
チャート今より少し身近に感じて『気づき』を得ることが自分の貴重な経験になり、高配当株の『買い場』に気付ける知識になります。
実際に配当金を受け取ってみる
SBI証券のサイトから見にいく場合、下記の手順で❸STEPで確認できます。
1株でも購入していれば、早速配当金をもらうことができます。
上記で紹介した米国高配当株の三銃士『SPYD・HDV・VYM』の配当月を確認しておきましょう。
このように年に4回に分けて、税金が引かれた状態で配当金が証券口座に入金されます。
例えばSPYDを例にすると、現在40ドル付近を推移しています。
そして利回りがわかりやすくするために4%とすると
40ドル×0.04(4%)=1.6ドル
1.6ドル÷4(年4回)=0.4ドル
さらに米国で10%の税金、その後日本で20%の税金が引かれます。
└→わかりやすくすると合わせて『28.3%』です。
初めて配当金が入った私の感想は、嬉しさと同時にモヤっとした気持ちだったんです。
→自分の買った高配当株について、理解が全然できていないからでした。
でも高配当株への理解は投資経験を積むことでしか、得られません。
そこで少しでも理解を早めるために、高配当株を購入や保有するにあたってどうしても押さえて欲しいポイント3つをお話しさせてください。
高配当株のどうしても押さえてほしい『3つの考え方』
- 株価は右肩上がりするシナリオである
- 増配するであろうETFを購入している
- タイミング投資なので暴落時がチャンスである
株価は右肩上がりするシナリオである
株価は将来的に右肩上がりするであろうものを買います。
逆に右肩上がりしないようなものは買うべきでないのです。
この『右肩上がり』と言う言葉が高配当株投資をする上で超重要キーワードになるので覚えておきましょう。
そもそも私たち高配当株投資家の狙いは『金のニワトリ(優秀な銘柄やETF)』を購入することで『金のタマゴ(配当金)』を安定的に受け取ることです。
金のタマゴは高品質なタマゴであるほど『多くの人が良いものだ』と判断するため、株価は自然と高い価格になります。
良い会社というのは、自然と株価が右肩上がりになっていくというわけです。
増配するであろうETF(銘柄)を購入している
合わせて株価が高くなるのは、企業にお金が集まるということなので、素敵な会社はそのお金を使って更なる利益の向上を目指してくれます。
実際に利益が向上すると株主に還元するため利回りが上がることにつながります。
つまり増配をし続ける会社は、ちゃんと利益を出し続けてる会社とも言えます。
そして株主へ還元しようとする意識も高いと、増配に繋がります。
そんな素晴らしい会社こそ高配当株にもってこいの優良企業というわけ。
タイミング投資なので暴落時がチャンスである
株価の右肩上がり…つまり株価が高くなると、どうなるのか。利回りが低下します。
利回りが低下しすぎると、高配当株ではなくなってしまいますね。
そこでいつ買うのが正解なのか。それは表現が悪いかもしれませんが、
つまりその会社は優秀なんだけど、どうしようもない災害が起きて『この世は大丈夫か?』という空気になるんです。
それを株式市場では『暴落』と表現されます。
災害により、優秀な会社も世の中の雰囲気に飲み込まれて株価が『ガクンッ!』と下がる時があるんです。
直近では2020年3月に『コロナショック』がありました。
投資の世界でこれまで幾度となく『◯◯ショック』という市場全体(色んな会社の株が全体的に)が会社の業績に関係なく大きく下がることがあります。
そのタイミングこそが高配当株を一番おいしく買い付けることができるタイミング。
俗に言う『逆張り投資』をする必要があるんです。
これは実際に株を持っていて投資経験がある程度ないと理解が及ばないことであり、その機会は7年〜10年に1回しかないんです。
これが高配当株が難しいと言われる理由です。
- そもそも買うタイミングがなかなかない
- かなり勇気を出して一気に買う必要がある
- そんなこと初心者にはまず難しい
みんなに気安くおすすめできる投資ではないことを、なんとなく理解してもらえたらと思います。
【まとめ】高配当株投資の始め方は『1株買う』から
本記事では高配当株の始め方と、最初に知っておいて欲しいことについて書いてきました。
高配当株を始めようと思ったら、まずは『アメリカの高配当株』から。
米国高配当株なら優秀なお弁当パックがあり分散が効いていて初心者に向いています。
まずは1株買って、自分のものにしてみるのが最初にやるべきこと。
人間は『自分ごと』にならないと興味が持てないためです。
本記事があなたが配当金という名の不労所得を初めて手にするきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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