ドリップコーヒーを入れるのに必須アイテム=『コーヒーフィルター』
一番主流なのは『ペーパーフィルター』ですね。
年間400杯のコーヒーを飲む私もペーパーフィルター派のひとりです。
その他にもステンレスタイプやネルフィルターと呼ばれるものがあります。
ただペーパーフィルターにしても白く漂白されたもの、茶色く無漂白タイプがあったり。
そんな細かいポイントも押さえながら解説していきたいと思います。
本記事では
- コーヒーフィルターの違いを知りたい人
- ペーパーフィルターを知りたい人
- ステンレスタイプのものを知りたい人
- ネルフィルターについて知りたい人
そんな人に届けたい記事となっています。
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コーヒーフィルターの違いが知りたい
コーヒーフィルターにはたくさん種類があると思われている方もいるかもしれませんが、結局のところ3種類なんです。
- ペーパーフィルター
- ステンレスフィルター
- ネルフィルター
- 多孔質セラミックフィルター
お店ではみたことないからこそ私が紹介します♪
みんな大好きペーパーフィルター
ペーパーフィルターは一番人気のコーヒー抽出法です。
ペーパーフィルターが消耗品になってしまいますが、ドリップ後はペーパーごと捨てるだけなので手間いらず。
ペーパーフィルターを使ったドリップは簡単そうに見えてドリップする人のやり方や腕により味が大きく左右する方法なんです。
手軽に入れられる
道具が豊富でいろいろ楽しめる
コーヒーオイルまで吸収しちゃう
フィルターのランニングコスト
ペーパーフィルターの違いを3つに分けると・・・
- ペーパーフィルターの形
- ペーパーフィルターの白と茶色
- ペーパーフィルターの素材
それぞれの違いを見ていきましょう。
ペーパーフィルターの形は大きく3つ
ドリッパーの形の分、フィルターの形も存在します。
- 台形
- ウェーブタイプ
- 円すい
それぞれ形に違いがあるのですがもちろん味にも違いが現れます。
台形:カリタとメリタ
例えばカリタ式では台形のフィルターに3つ穴のドリッパーを使うので、お湯の抽出が早くスッキリとしたコーヒーに仕上がります。
同じ台形のフィルターでもメリタは1つ穴のドリッパー。
メリタ式では1つ穴のため抽出時間が長くなりコクのある味に仕上がります。
ウェーブドリッパーで使う専用フィルター:カリタ
20個のヒダがある専用フィルター。
一見すると上級者が使うように思えてしまうのですが、初心者こそ使うべき『味の安定した抽出』をするのにもってこいのアイテムなんです。
20個のヒダのおかげで、お湯が全体に広がる構造になっている優れもの。
見た目もおしゃれなウェーブドリッパーは私のお気に入りです。
円すい:ハリオとコーノ
ハリオとコーノはドリッパーの形が『円すい』の形をしています。
おんなじ形をしているんですがドリッパーの構造や、推奨している抽出方法に違いがあるんですね。
ハリオ(HARIO):入れ方次第でスッキリにもコク有りにもなる
コーノ(KONO):独特な入れ方とコットン入りフィルターでネルドリップに近い味を出せる
どちらもテクニック次第で味を変えられる仕様。
オリジナルな味を求める人にいいのかもしれません。
KONO式のフィルターはコットン入りについては素材のところで後述します。
ペーパーフィルターの白と茶色|漂白&無漂白
ペーパーフィルターには2つの色のものが存在します。
- 白いもの(漂白)
- 茶色いもの(無漂白)
これは単純に漂白されて真っ白にしたものと、無漂白で茶色いままのものがあります。
例えばコピー用紙は真っ白ですですよね。つまり漂白されて真っ白になったもの。
ただコピー用紙とは違って、コーヒーフィルターを通ったお湯は私たちの口に直接入るので気になるところです。
現在では漂白された市販のコーヒーフィルター安全性は高く心配は無用と言われています。
強いて言えば
- 塩素系の漂白
- 酸素系の漂白
後者の酸素系の漂白の方が安全性は高いと言えます。
茶色いフィルターは漂白していない分環境に優しい作り方をしてできたもの。
そのため素材本来の『紙のニオイ』がコーヒーの風味に影響がある場合があります。
茶色いフィルターだけではなく、漂白された白いフィルターも漂白臭がある場合も!
いざコーヒーを入れる時は、フィルターに粉の入ってない状態でお湯をかけて全体的に湿らせます。(=湯通し)
その後にお湯のニオイを嗅いでみるといいでしょう。
匂いを感じるようであれば、毎回『湯通し』をした方が美味しいコーヒーができるかもしれません。
MBC(当ブログ)おすすめはコレ!
ペーパーフィルターの素材
一般的に原料のところには『パルプ』という記載があります。
パルプとは、主に製紙に用いるために分離した植物繊維である。現在は主に木材を原料としてパルプを製造するが、水素結合を生じる繊維であれば製紙原料として使用できるため、草・藁・竹などの原料からパルプを抽出することも出来る。
wikipediaより引用
パルプに『コットン入り』のものがあるんです。
KONO式のドリッパーの構造と、コットン入りのものを使うことで、『ネルドリップ』に近いまったりとした味を抽出できると言われています。
ネルフィルター(ネルドリップ)
ネルフィルターはネルドリップを入れる時に必要になるフィルターです。
ネルドリップは『起毛した布』を使ってドリップするもの。
コーヒー愛好家から昔から愛される職人気質のアイテム。
- 使用後は丁寧に目に詰まったコーヒーの粉をとる
- そのあと水に浸した状態で冷蔵庫で保管する
手間がかかることは難点ですが、なぜネルドリップが愛されるのか?
ペーパーフィルターだとペーパーに持ってかれてしまう油脂分(コーヒーオイル)までしっかり抽出されるんです。
この油脂分こそがコーヒーの甘味成分を含むためおいしく仕上がる。
手間以上のおいしさが愛好家をうならせる魅力ということですね。
コーヒーオイルまで抽出される
職人感あるこだわりの一杯を楽しめる
メンテナンスがかなり大変
20〜30回使ったら消耗
こないだ訪れたカフェでもネルドリップ珈琲を。
ステンレスフィルター
ステンレスのコーヒーフィルターは最近人気のタイプです。
直接豆を入れるので『ペーパードリップ』のように紙という消耗品が不要というメリットがあります。
しかし目の荒さからコーヒーの粉が少し目から流れ出てしまうことも。
味はステンレスフィルターは良くも悪くも、コーヒー豆の全てがありのままドリップされます。
豆の品質によってはエグミや雑味まで突出して感じるポイントを好きと思うか。
それも好みの話なので意見が大きく分かれるところでしょう。
消耗品が必要ない
コーヒー豆の全てが実直に出る
エグミや雑味をありのままに抽出
洗う時に手間がかかる
セラミックフィルター
こちらはまだ私も持っていないし、飲んだこともないセラミックフィルターです。 笑
こちらもネルフィルターと同様に使い終わった後のメンテナンスがかなり大変そうな感じです。
気になる人はAmazonの商品ページでもどのようなメンテナンスが必要なのか書いてあるので見てみてくださいね。
公式では味がかなりまろやかになることを謳っています。
おそらくネルドリップより多くの成分をフィルターでカットしてくれるのかと。
私も使ってみた際にはここでコメントしていきたいと思います。
コーヒーフィルターの違いをまとめると・・・
本記事では各コーヒーフィルターの特徴と違いを見てきました。
こうすると見えてくることがあります。
それはフィルターで抽出されるレベルがそれぞれ違うということ。
- ステンレスフィルターはザルの如し。
- ネルフィルターは美味しい成分をえこひいき。
- ペーパーフィルターはざっくり程よく抽出。
よくわかりませんがこんな感じでまとめてみました。
コーヒーの道具はたまにハズレもありますが、どれも楽しいものばかりです。
私が日頃から愛用するのはペーパーフィルターですが、ペーパーフィルターは種類がとっても豊富で楽しみ方は無限大です。
これからも使ってみて「いいなぁ!」と心から思えた商品を厳選してお届けできたらと思っています。
【超厳選】コーヒー初心者は何から道具をそろえる?おすすめアイテム7選
コーヒーフィルターの違いをわかった上でいつものコーヒーを飲んでみる。
そうすると新しい発見でもっとコーヒーが楽しくなることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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